石田製帽ブログ

昨日は、京都のキサへ。
今は亡き、高田喜佐さんの靴のお店。
残念ながら、今シーズンで終了とのこと。

社会人となり、いきなり東京で働くことになったアタクシ。
右も左も知らない私を、導いてくださった方々にはいまだに頭が上がりません。

当時、関西弁丸出しのアタクシメをかわいがってくださっていた９歳年上の女性のご主人がカメラマンでキサの仕事をしていたこともあって、たまたまだとは思いますが、青山本店でのキサのファミリーセールに誘ってくれたのでした。

キサは当時、ananなんかのトレンド系の雑誌に毎週のように最先端として紹介されていたのですが、もちろん、アタクシメにはそんなことは知る由もなく。

これはかわいいぞな！

とすっかりトリコに。

ことじは絶対気に入ると思ったんだよね！

その彼女とはいまも仲良しでございます。
東京から京都の会社に戻って、キサの京都のお店にチマチマ通うようになったのですが。

気づけば18年。
まめに通っていたわけではないのですが、気づけばシューズボックスの半分以上はキサの靴ばかり。

　

　

　

　

　



…一部でございます（笑）。
ちと撮影に耐えられないであろう痛みの激しいものや、ライセンスのキサスポーツ、ただいま修理に出しております手元にない何足かは画像にはございません。

京都のお店は２月２０日で最後だそうです。
最悪、日帰りでも行けないかと画策中。

ささやかながら菓子折り他を持参したのですが、店長の奥様は恐縮至極（たまたま店長様はご不在）、なんだかもうそんな、といったご様子でしたが、それはもうこちらこそ、、、、、、と。

涙が出そうになる理由は、、、、わからないのか、わかりたくないのか。
アタクシメのここぞのときに、いつも足元にはキサの靴。

大切に大切に履こうと思います。

石田琴路