かゆいところに手が届く逸品です

なんのことはない、普通の針金です。
ノーマルな針金を決まった方向、角度にグニャリと曲げて、赤い印をつけただけ。

実は、これがないと非常に困ります。

この曲げた針金は、帽子のあごゴムをつける場合に使用します。
針の糸通しと同じ原理です。
帽子の内側のびん皮(すべりとも言います)部分と帽子本体の隙間にこの針金を通し、あごゴムを通します。
帽子を購入されてあごゴムをご希望の方には無料でお付けしています。
素材によって、風の抵抗を受けにくいもの、受けやすいものとありますが、やはりちょっとご心配な方は、このあごゴムをご希望の方も結構いらっしゃいます。
耳の後ろから髪にかぶせるように後ろに回すこともできますから、見た目にわからないかけ方をすることも可能です。

もちろん、石田製帽社長の手作りです。
同じ角度の同じ長さのものが出来上がるので、圧巻です。

ゴールデンウィーク真っ最中、お出かけにはぜひ帽子をお供に!




そういえば、昭和の日でございます。
昨年からでしょうか。
もう響きがノスタルジック。
当たり前ですね。
なんてったって昭和の日ですから。

もちろん、もうみどりの日ではありません。
あなたが生まれたのは金の日ですか?
それとも銀の日ですか?
いいえ、私が生まれたのはみどりの日です。
と、こんな冗談ももう言うことはできません(笑)。
(あっ、私の誕生日は別の日です(笑))

つまらないことはさておき。

連日のように胸が苦しくなるようなニュースが流れる昨今ですが、お休みには、ちょっとだけ心もカラダもリセットして のほほん と過ごしてみるのもいいかもしれません。
激動の昭和の時代から平成になりもう20年。
私が物心ついてからの時代は、平成です。
今までを、少しだけ振り返り、幸せで恵まれていることに感謝し、また少し先を見据えてみようと考える、私なりの昭和の日です。

石田 琴路