今朝、18歳の飼い猫が天に召されました。
大往生です。

昨年末あたりから急激に衰えてやせ細り、そんな体で甘えて私たちを出ない声で呼んだりしていた姿を思い出すと、今も涙が出てきます。

午前中、彼を荼毘に付すための斎場の許可証を発行してもらうために、市役所へ行きました。
市役所の事務員の方もなぜか神妙に対応していただき、車に戻ってから

私、そんなに悲壮な顔してる???

と鏡を覗き込んでしまいました。ハハ…

帰宅途中ふと思いつき、花屋さんに立ち寄りました。

あの、すみません。
飼い猫が亡くなって、一緒に入れてあげる白いお花を少しいただきたいのですが…。

白い花は差し上げるものだし、このあたりはどうかしら?

と、母と同じくらいの年齢のマダムが、グリーンがかった淡い色のカーネーションを手にとりました。

私のところも三日前に犬が亡くなったところでねぇ…。
(花屋という仕事柄)母の日があまりに忙しくて、(母の日が)終わったら犬が急にゲポッと吐いてね。
慌てて病院に行ったんだけど、2~3日で亡くなって。
あまりに急でね、、この花で送ってあげたのよ。

そうそう、かすみ草とこのあたりもいいわよ。

と、おまかせのマダムセレクト。

香りも立っておりました

お互いの亡くなったペットの話に終始し、ふと花のボリュームや予算も話してなかったことに気付いたのですが、セレクトして既にまとめてくれつつあったので、金額を尋ねたところ、あまりに安い金額を言われてしまったのでした。

いえ、そんな、それでは…

いいのよ、供養(代)にしてあげて。

と(涙)。

さよなら、シン

良かったね。
お花なんてガラじゃないかもしれないけど(笑)、意外に似合ってたよ。

石田琴路